開発
開発の仕組み
メガソーラーはその地の開発から始まる。
太陽光発電所の開発に際しては、現地での建設だけでなく、資金の調達やSPC(特定目的会社)の設立・運営、電力会社や地域行政への対応や、周辺の住民の方へのご説明など、開発のフェーズに応じて、様々な業務が発生します。
スマートソーラーでは、北海道から九州までの全国で、様々な規模のメガソーラーの開発・運営を行っています。これまでの知見をいかして、新たな太陽光発電所の開発に取り組んでまいります。
開発の流れ
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発電所用地の検討
全国各地で適地を探し、耕作放棄地、溜池でも積極的に発電所計画を立案、また事業認定、電力接続協議などを行います。認定取得後、実現が難航している案件でも、より収益性の高いプロジェクトに変え実現します。
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デューデリジェンス(案件精査)
熟練のエンジニアが独自の視点でプロジェクトをスピーディーに精査。現地調査により、リスクの洗い出し、プロジェクトの実現性、建設コストと採算性を検討します。
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土地・権利・許認可
地域の住民と真摯に向き合い合意形成を図り、自治体の許認可を得ます。私達はこれまで200MW以上の発電所の許認可を取得し、建設を実施しています。
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土木造成案
熟練のエンジニアが現場調査を行い、地形や自然環境を把握&構想案を作成。三次元モデルを作り、様々なプランを検討し、自然環境に配慮した計画を立案します。
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基本設計
建設コスト抑え、最高のパフォーマンスを発揮できる発電所を設計します。土木工事仕様書、パネル配置プラン、特別高圧等の受変電設備、電気設備などから見積もりまで全てに対応。なお、主要機器は世界トップレベルのメーカーから直接調達します。
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電力会社との協議
電力協議への対応はもちろん、系統問題から、世界で最も厳しい基準の出力変動抑制の蓄電池システムにも対応。北海道新ひだかの蓄電池(9MWh)付き太陽光発電所(21MW)は、既に運転しています。更に、釧路(34MW)、紋別(16MW)等、全て大規模蓄電池付を着工しています。
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FEED(Front End Engineering Design)システム建設仕様書の作成
土木設計については、造成計画図・縦横断図・排水設計図など、100枚以上の図面と数量計算書・地質調査結果などを元に工事仕様書を作成。電気設備については、単線結線図・システム構成図・遠隔監視システム・設備機器の仕様書及び電気工事仕様書を作成します。
これら仕様書をEPC(設計・調達・工事)会社へ提出します。これをFEEDと呼び、EPCの前の開発段階で行います。EPCの段階で大きな変更がでないようにしつつ、リスク管理などをすることで、最小のコストで最高の発電量を得ることを目指します。 -
EPC業者選定
日本中のEPC会社と綿密に工事の詳細まで協議し、「価格・品質・強み」を総合的に判断し、業者を選定します。
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資金調達
数十億を超えるプロジェクトを推進するうえで、多くの金融機関や投資パートナーとの協議を実施。日本中の地方銀行・メガバンク・投資銀行とのプロジェクトファイナンス、リース会社との契約など、様々なカタチで資金調達を行っております。