この度、スマートソーラー株式会社(東京本社:東京都中央区、代表取締役社長:手塚博文、以下当社)は、北海道紋別市で5年に渡り開発を進めてきた、紋別市弘道太陽光発電所(15.7MW)の安全祈願祭を12月7日に紋別市長・副市長をはじめとする地元関係者、工事関係者の参列のもと執り行い、建設工事を開始しました。
紋別市弘道太陽光発電所の事業会社は、合同会社SS紋別1で、当社と日本アジア投資株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:下村哲朗)2社が出資し20年に渡る事業運営を行います。
本発電所の最大の特徴は8.3MWhのリチウム蓄電池を導入し、日射変動を最小限にし、安定した電力を供給するシステムです。また、オホーツクの風雪や塩害にも耐える太陽電池パネル・PCSなどの電力変換システムを開発・導入します。
更に、当該用地は一部が採石場跡地のなだらかな丘陵地であります。その地形を変更することなく当社独自の三次元架台を導入し、太陽電池パネルを設置します。また、自然の湧水などに十分考慮し、最小限の地形の変更と調整池を設け、自然災害にも配慮しております。
本発電所は、プロジェクトファイナンスにて資金調達し、2019年11月に完工を予定しています。
当社は、全国各地に30ヵ所、合計205MWを超えるメガソーラー発電所を、開発から設計・調達・建設監理、O&Mまで行う垂直統合型デベロッパーとして、
既に15ヵ所(25MW)の発電所を建設・稼働し、8ヵ所の大規模太陽光発電所(122MW)を建設中です。その内、自社所有の発電所は6ヵ所(7.1MW)、出資発電所は全国7ヵ所(111.6MW)となります。
□本発電所の特長
① 本発電所には、塩害対応高効率多結晶太陽電池モジュール285Wを55,104枚(15.7MW)採用し、積雪対応の三次元アルミ架台に取付、アレイフィールドを構成します。
② その出力は1MW PCS13台により直流から交流に電力変換されます。その電力は北海道電力が要求する変動率1%/分をクリアする必要がある為、次世代高容量リチウム蓄電池(40FTコンテナに2MWh)と双方向PCS・充放電制御システムによって、安定化した電力として系統に連系されます。
③ 敷地内に北海道電力の送電鉄塔がある為、敷地内に受変電所を設け 66kVに昇圧し連系しています。
④ 当該地区はオホーツク海から約3kmの距離があることから風雪・塩害対策を考慮し、全ての設備機器には塩害を考慮した対策を実施します。
地球温暖化防止と持続可能な社会の構築は、世界の国々の喫緊の課題です。
太陽光発電は、その課題を解決し、我が国のエネルギー自給率を高めるクリーンな地域エネルギーです。今後は、クリーンエネルギーの地産地消・自家消費型蓄電システムに移行していきます。スマートシティ・スマートコミニティ構想を推進し、その技術開発に挑戦していきます。
◆メガソーラー発電所の概要
【事業主】 合同会社SS紋別1
【発電所名】 紋別市弘道太陽光発電所
【最大出力】 13MW(太陽電池パネル設置容量:15.7MW)
【蓄電池容量】 8.3MW(リチウム蓄電池)
【年間予想発電電力量】16,500MWh(一般家庭5,000世帯相当の年間消費電力量)
【買取価格】 40円/kWh(消費税含まず)
【売電開始】 2019年11月
【環境貢献】 石油削減効果3,800㎘/年,二酸化炭素削減効果(9,200t-CO2/年)
◆発電事業者
社 名 |
合同会社SS紋別1 |
所 在 地 |
東京都中央区日本橋兜町13番地1号 |
◆開発・プロジェクトマネージメント
社 名 |
スマートソーラー株式会社 |
所 在 地 |
□東京本社:東京都中央区日本橋兜町13番地1号 TEL:03-5623-2345 □スマートソーラー技術研究所: 千葉県木更津市かずさ鎌足三丁目9番地1 □関西技術センター 京都府京都市下京区立売西町60番地 日本生命四条ビル8階 |
事 業 概 要 |
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URL |
http://www.smartsolar.co.jp |
報道関係者各位 お問い合わせ先
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