この度、スマートソーラー株式会社(東京本社:東京都中央区、代表取締役社長:手塚博文、以下当社)は、岩手県一関市花泉において、日本アジア投資株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:下村哲朗)とかねてより建設をすすめてきました「岩手一関ソーラーパーク」が完成・売電を開始しました。
岩手一関ソーラーパークは、周辺が農地で丘陵の山林であった為、土木造成において、近隣地元住民への配慮と共生を優先し設計・建設してきました。
特に調整池の配置・設計、機能補償道路の整備などに加え、最大発電が得られる高度な太陽光発電システムを設計・構成しています。具体的には、分散型PCSと昇圧トランスを最適配置しました。その結果、年間の発電電力量は245万kWh、一般家庭800世帯の年間使用電力量に相当する発電が期待できます。FIT(36円/kWh)により東北電力に売電します。
□本発電所の特長
① 本発電所の周辺には農地と多数のため池があります。そこへの流入水量が減らないように敷地内を3分割、それぞれに調整池を設け、流域を変えることなく水量を確保しました。また、濁水が流出しないように2段階落とし方式の水路設計を行いました。
② システムロスを最小化し、発電電力の最大化の為に、分散型PCS(49.5kW×40台)と昇圧トランスをアレイフィールドに分散設置しました。
その事で影・方位・傾斜角のばらつきに伴うロスを最小化しています。
③ 自社開発の3次元架台「スマートアレイ」により、北下がりのアレイフィールドに高効率太陽電池パネル275W・合計8,904枚(2.44MW)を最適に設置しました。
当社は、全国各地に30ヵ所、合計205MWを超えるメガソーラー発電所を開発から設計・調達・建設監理、O&Mまで行う垂直統合型デベロッパーとして、既に16ヵ所(27.5MW)の発電所を建設・稼働し、7ヵ所(119.7MW)を建設中です。
その内、自社所有の発電所は6ヵ所(7.1MW)、出資発電所は7ヵ所(111.6MW)となります。
地球温暖化防止と持続可能な社会の構築は、世界の国々の喫緊の課題です。
太陽光発電は、その課題を解決し、我が国のエネルギー自給率を高める最も有望な地域エネルギーです。今後は、分散型・蓄電式太陽光発電システムを核としたスマートシティ社会へ進むものと考え、その技術開発に挑戦していきます。
◆メガソーラー発電所の概要
【事 業 主】 合同会社SS岩手一関
【発電所名】 岩手一関ソーラーパーク
【最大出力】 2.44MW(太陽電池パネル設置容量)
【年間予想発電電力量】約245万kWh
(一般家庭約800世帯相当の年間消費電力量:3,200kWh/年換算)
【買取価格】 36円/kWh(消費税含まず)
【売電開始】 2018年1月
【環境貢献】 石油削減効果(55万㎘/年),二酸化炭素削減効果(135万kg-CO2/年)
◆発電事業者
社 名 |
合同会社SS岩手一関 代表社員 一般社団法人 JAIC自然エネルギー研究所 職務執行者 大内正紀 |
所 在 地 |
東京都千代田区神田錦町3丁目11番地 |
◆設計・施工監理・O&M
社 名 |
スマートソーラー株式会社 |
所 在 地 |
□東京本社:東京都中央区日本橋兜町13番地1号 TEL:03-5623-2345 □スマートソーラー技術研究所: 千葉県木更津市かずさ鎌足三丁目9番地1 □京都支社 京都府京都市下京区立売西町60番地 日本生命四条ビル8階 |
事 業 概 要 |
⑴ 大規模太陽光発電所事業(開発・EPC・O&M・企画・運営等) ⑵ 公共・産業用スマートシティ事業(ZEB・BEMS・売電等) ⑶ 住宅用太陽光発電事業(ZEH・HEMS・蓄電池等) ⑷ グリーン電力事業、保守管理事業 |
URL |
http://www.smartsolar.co.jp |
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