この度、スマートソーラー株式会社(東京本社:東京都中央区、代表取締役社長:手塚博文、以下当社)は、静岡県函南町にて開発を進めてきました「函南ソーラーパーク」の安全祈願祭を平成30年2月28日に地元関係者及び工事関係者等の参列のもと執り行い、建設工事を開始しました。
函南ソーラーパーク発電所の最大の特徴は、太陽電池パネルを東西配置し、通常の南向けの配置に比べ、敷設率を高め、発電量を約17%向上させました。また、当該太陽電池アレイフィールド周辺はいくつかの農振地に囲まれ飛び地となっているため、オンサイト型の調整池として貯留量を確保しながら、太陽電池パネルの敷設量を最大化し、地形別に3タイプの架台を開発・設置しました。
更に4つの工区にPCSとトランスを分散配置し、電力ロスの最少化設計を実施しました。本建設資金は、当社が銀行引き受け私募債を発行し調達、2018年9月までの完工を予定しています。
当社は、全国各地に30ヵ所、合計201MWを超えるメガソーラー発電所を開発から設計・調達・建設監理、O&Mまで行う垂直統合型デベロッパーとして、既に、全国17ヵ所(27MW)の発電所を建設、8ヵ所の大規模太陽光発電所(122MW)を建設中です。その内、自社所有の発電所は6ヵ所(7.1MW)、出資発電所は全国10ヵ所(111.6MW)となります。
□本発電所の特長
① 本発電所には、高効率多結晶太陽電池モジュール245Wを7,392枚、275Wを312枚の合計(1.9MW)を設置し、東西配置にてアレイフィールドを構成しました。
② 様々な地形に東西配置する為3種類の高強度アルミ専用架台を開発しました。東西配置で平坦な地形用のST2架台、傾斜地形にはST5の三次元架台、オンサイト調整池の中には、置き基礎架台用のST3を開発設置しました。
③ パネルの分散配置とシステムロスを削減する為、PCSとトランスを分散配置し、影・方位・傾斜角のばらつきに伴うロスを最小化しています。
地球温暖化防止と持続可能な社会の構築は、世界の国々の喫緊の課題です。太陽光発電は、その課題を解決し、我が国のエネルギー自給率を高めるクリーンな地域エネルギーです。今後は、クリーンエネルギーの地産地消・自家消費型蓄電システムに移行していきます。スマートシティ・スマートコミニティ構想を推進し、その技術開発に挑戦していきます。
(写真上 函南ソーラーパーク完成図)
(写真上 東西配置設計イメージ図)
(写真上 竣工式にて 手塚博文社長)
◆メガソーラー発電所の概要
【事業主】 スマートソーラー株式会社
【発電所名】 函南ソーラーパーク
【最大出力】 1.9MW(太陽電池パネル設置容量)
【年間予想発電電力量】2,012.41MWh(一般家630世帯相当の年間消費電力量)
【買取価格】 40円/kWh(消費税含まず)
【売電開始】 2018年9月
【環境貢献】 石油削減効果460㎘/年,二酸化炭素削減効果(1,120t-CO2/年)
【メガソーラー実績】 ■完成済:17ヵ所 ■建設中:8ヵ所 ■開発準備中:5ヵ所 ★自社発電所: 6ヵ所 ⦿出資発電所: 10ヵ所
◆発電事業者・開発・プロジェクトマネージメント・O&M
社 名 | スマートソーラー株式会社 |
所 在 地 |
□東京本社:東京都中央区日本橋兜町13番地1号
TEL:03-5623-2345 □スマートソーラー技術研究所: 千葉県木更津市かずさ鎌足三丁目9番地1 □京都支社 京都府京都市下京区立売西町60番地 日本生命四条ビル8階 |
事 業 概 要 | ⑴ 大規模太陽光発電所事業(開発・EPC・O&M・企画・運営等) ⑵ 公共・産業用スマートシティ事業(ZEB・BEMS・売電等) ⑶ 住宅用太陽光発電事業(ZEH・HEMS・蓄電池等) ⑷ グリーン電力事業、保守管理事業 |
URL | http://www.smartsolar.co.jp |
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