- 2021.10.27 Wed
- インタビュー
Webでの技術説明の分かりやすさ。総合的には非常に満足しています。
ー2021年6月にスマート蓄電システムを設置した東京都国分寺市のK様に、蓄電池の購入の決め手や蓄電池付き太陽光の魅力などをアンケート形式でお聞きしました。ー
スマート蓄電システムを選んだ決め手ですが、まずはWebでの技術説明の分かりやすさ。メールでの問い合わせへのレスポンスの速さと回答の分かりやすさ。そして、京セラ出身者の立ち上げた企業という信頼性です。
東京都の補助金に関しては、契約を進めている際に、スマートソーラー社の蓄電池が東京都の助成金対象機器に登録された旨の連絡をいただき、急遽、助成金の申請代行をお願いし、東京都の現地調査を経て無事に助成金決定通知を受けました。関連の手続きはすべてメールの往復で円滑にでき良かったです。
スマート蓄電システムを導入して良かったと思える点は、FIT終了後の太陽光発電の余剰電力の有効活用ができ、さらに万が一の災害時の停電に対する安心感が得られたことです。
蓄電池設置による経済性ですが、太陽光発電(4.6kW)のみでFIT利用の10年間(2011~2021年)の実績平均は、 発電量422kWh/月、売電量289kWh/月、買電量340kWh/月でした。 FIT利用時は売電による経済性効果が大きく10年前後で設備投資費を回収できました。 大容量(11.8kWh)の蓄電池を設置した2021年6月以降11月までの実績平均は、 発電量380kWh/月、消費量393kWh/月、うち放電155kWh/月、売電量153kWh/月、買電量185kWh/月でした。 FIT後は蓄電池設置により充電のため売電量は減りますが、蓄電池に蓄えた分を自己利用するので、買電量が半減して電気代節約となっており、9年前後で設備投資費を回収できるものと期待しています。
商品やサービスに関して総合的には非常に満足はしています。ただ、改善すべき点としてあげるなら、取り扱い説明書(ユーザーズマニュアル)等に分かりにくい点がある。具体的には、①「うち放電」「放電量」の違い。②常時同じメッセージを異常時表示のみ等に切り替えの可否。③分電盤のスマートAIのブレーカーが、レバースイッチなのか、丸ボタンなのかわからない。④蓄電池は残量10%以下とならないようにと説明を受けたが、スマホ画面では蓄電残量0%が表示される。といった点です。
電力情報がPCでも見られ、さらに、月間情報詳細が入手可能となったのはとても嬉しいです。強いて言えば、この詳細情報に「うち放電」「放電量」の推移も掲載して欲しいのと、PCのWeb情報はMicrosoft Edge対応だが、IE11にも対応して欲しいです。