- 2023.06.13 Tue
- インタビュー
スマート蓄電を入れてすぐに電気代が上がったんで「随分お得な買い物をしたな」
-東京都都練馬区にお住いのT様に、
スマート蓄電を選んだ決め手や設置後の暮らしについてお伺いしました-
太陽光パネル:3.6kW / FIT満了時期:2022年8月 /スマート蓄電ハイブリッド-S /設置時期:2021年8月(東京都と練馬区・補助金合計約50万)
計画停電で、電気に目を向けるきっかけに。
Tさん 大震災の時に、計画停電がこの地域もありましてね。
いつでも使える電気じゃないんだな、とその時感じましたね。
― 計画停電はどのくらいあったんでしょうか?
Tさん 今日は半日程度、というのが何回かあったと思います。
「不安ですよ。」
そういうことは、今まで無かったことですからね。
それからもう、周囲の電気がね、真っ暗になりますからね、ネオンから何から。
生活の風景が一変しちゃうわけね。
今までが使い放題だったんでしょうけどね。
とにかく、そういう変化が起きた時に・・・
大きな事象があった時に、決断する機会になりましたよ。「電気に目を向ける」とかね。
その1年後に太陽光を家の屋根に載せられるということをメーカーさんから聞いて、じゃぁ太陽光を載せようと。
FITの値段が良い時期だったもんですから、オトクな買い物だったなと思って。
FIT終了後は「太陽光を最大限使うしか手がない」とあきらめていた
―それから8年くらい経って、(FITが)残り1年半くらいになったんですよね。
Tさん FITの売電料金が毎年毎年どんどん値下がりしてきたでしょ。
期限が切れる頃には、4分の1くらいに・・・
もう売る意味もあんまり無くなったなぁ、という感じで。
FITの期限切れの後「どうしたらいいのかなぁ…」ということが、悩みだったんですね。
― 具体的に不安だったのは?
Tさん 蓄電池は高くて手が出ないかなぁ、ということが先に頭にありましたんで、
「もう太陽光を自分で最大限使う他、手がないのかな・・・」と。
あきらめてましたね。
オールインワンの優位性と、知らない会社への迷い
Tさん (蓄電池は入れず)自分で使うしかないかな、とその時は割り切ってましたけど。
スマートソーラーさんのポスティングがあって。
普通は訳の分からないポスティングはゴミ箱に行くんだけど、立派な資料が入ってそうだったから、ちょっと開けてそれがスタートですよね。
― 見た時の印象は?
Tさん その時は、メーカーさんのホームページなんかと違って、
「丁寧に書いてあるな」と思ってザーッと目を通しました。
(だけど)この会社は初めて耳にした会社だから、スマートソーラーって。
本当にこの会社は信用できる会社かどうかが、一番不安でしたね。
それを営業さんに来てもらって、「あなたの会社はどんな会社ですか?」ということを随分質問して、納得して。現実にね、導入するということに。
― 期待したことは?
Tさん「装置じゃなくて」会社における信頼性ね。
装置はいいかもしれないんだけど・・・
だって、聞いたことも見たこともないから・・・
スマートソーラーさんが、オールインワンで設置からアフターフォローまで「本当に出来るのかな」と。判断を迷った時もありましたけどね。
― 迷った状況を具体的に教えていただけますか?
Tさん お付き合いが10年とか15年とかになるわけですよね、
先に無くなっちゃったら困るから。
だから、性能なんかはですね、他の大手のメーカーさんと比べて低くもないし、むしろ優位性があるな、という感じがして。
補助金を出す時に「型式認定」を東京都さんがされるでしょ。
「型式認定」をされる中にちゃんと入ってるということは、ひとつの証明ですからね。
京セラさんだとか、パナソニックさんだとか色々出してるけど、
「こっちも、なかなかだな」という風に判断しました。
― 他と迷いませんでしたか?
Tさん 5・6社ずーっとですね、
ホームページだとか販売店が出してるスペックとか、そういうものを一応は調べましたよ。
他のメーカーさんも色々あったんですけど・・・
やっぱり大手のメーカーさんは、結構高額でね。
スマートソーラーさんが東京都の補助金をもらってすることで、なんとか10年くらいの償却で大体済むんですね。計算すると。
他の会社さんは、それからさらに5年かかる、とかなわけ。
コストパフォーマンスでどうなのかな、という風に考えてて・・・
それ(コスパ)に合致するメーカーさんは無かったと思うけどね。
― 他の会社さんの実際のコストはどの位?
Tさん 3割とか4割とかは高かったと思いますよ(同じスペックだと)。
(他社さんは)ホームページなんか見ると販売してるけど、工事会社さんがお客さんに勧めるようなパターンだったんで。
でもスマートソーラーさんは、オールインワンでやってたんで。
それで、比較検討が容易で私が検討した時には、すごく優位性があったと思いますよ。
だけど、本当に製品が大丈夫か、とかですね、メンテナンスもやっていただけるのかな、とかね。(その不安だった部分は)非常に丁寧に説明いただいたと思います。
装置自体の大きさも、狭い敷地用に適していると最終判断
― コストパフォーマンスと会社に対して納得された後は?
Tさん 後はね、装置自体の大きさなんですよ。
戸建てで置くところが色んなものがですね・・・
例えば空調の室外機とかね、諸々置いててですね。
置き場所がどんなになるのかな、と。
なるべくだったら小型のものがいいな、と。
その部分が気になって・・・
わりと狭い敷地用にスマートソーラーさんのは適してるかな、と最終判断しました。
▲(写真はスマート蓄電-S ※2023年現在販売終了)
販売中のスマート蓄電-Tも同程度のスリムさで好評。
▲大人2人が通れる幅があれば設置可能。
▲(左:スイッチボックス-H、右:スマートAI)分電盤のある部屋へ設置。
10年経つパワコンは取り外して、ハイブリッド型に
― ハイブリッドと単機能で迷いませんでしたか?
Tさん 蓄電池もね、パワコンが10年くらいになると、すごくこう傷んできて。
私も痛い目にあったのね。(太陽光の)パワコンでね。
ろくなメーカーの対応も無くて、1週間くらいは使えなかったことがあるの。
メーカーさんのセンターに連絡して、カスタマーセンターさんが代理店の方をよこしたけど埒あかなくて・・・。結局、直営のカスタマーエンジニアさんが来て取り替えてくれたけど、1週間か10日くらいかかりましたよ。
― いつ頃ですか?
Tさん 入れてすぐですよ。1年ちょっとくらい。
大手メーカーさんでもそういうことあるんだよね。
それでパワコンも10年経って危ないな、とは思いますし、(いずれ)太陽光のパワコン捨てるんだったらハイブリッドが一番良いじゃないですか、と。
本当は3割くらい上がってなきゃいけないのが、
変わってないのは「蓄電池のおかげ」
Tさん 元々太陽光だけでやってた時に
発電量と使用量と売電ですごくバランス良く・・・
何年も使ってたら、いくら支払って、いくら自分で使って、とね。
「最適な状態だった」の。
それがFIT切れたら、最適な状態から大幅にずれて。
「これはいやだなぁ・・・」という感じがしてたんですよね。
でも付けたら、またバランスが良くなったから。
「買う」も「売る」も「使う」も。
自己満足的にはありますね。
― 実際、経済メリットを実感しますか?
Tさん オール電化は事情で出来なかったんで、まだガスと電気でエネルギーを消費してるんですけど。
ガス代はどんどん上がってるから、
そのまんま値上がりが見えるわけ。最近の値上がりがね。
電気代はちょうど1年前から、蓄電方式に切り替わってるから、
まぁたぶん普通の家庭で3割・4割ぐらい上がってるという話は、仲間内でも良く聞きますよ。
それがほとんど最近は、蓄電池導入前とあんまり変わってないから。
だから「蓄電池のおかげ」でしょうね。
電気代は下がると思えないから、これから先。
このくらいでずっと維持していただければ、まぁまぁ蓄電池効果が残ってくれればありがたいなと思いますよ。
(実感値ですけど)今時点で本当は3割くらい上がってなきゃいけないのが
蓄電池の電気で賄ってる、という感じですよね。
― 満足度に点数をつけるとすると?
Tさん 入れた当時は60点くらい行けばいいかな、と思ってました。入れた当時はね。
だけど、2年使ってこんなに電気代が上がるんだったら、
「入れて良かったな」
という方が圧倒的に高くて、
100点くらい差し上げてもいいかな、と。
― それだけ、電気代が上がっちゃったんですよね。
旅先でも発電量やトラブルが見られる、スマホアプリ
― スマホアプリは使っていますか?
Tさん スマホを触っている時に、
スマートソーラーさんのAIアプリも開いて見たりします。
外出してもスマートフォンで見れますよね。
好きな時に好きな場所でトラブルがあるのかとか。
特に旅行とか、遠出してる時には東京の天気が分かるの、それで。
カンカン照りだと発電量がちゃんと、キチッと出ますからね。
わが家の近くはこんな天気なんだって、見えますよ。
オールインワンの説明に納得したし、工事もしっかりしていた
― ダイレクト販売(メーカーが消費者に直接販売するモデル)に関して
Tさん そういう説明を営業さんがされてて、納得だと思うし。
スマートソーラーさんがオールインワンでね、
モノを作ってそれを自分でちゃんと試験して、
間違いないということを確認して、
メーカーさんよりも、もっと高品質なものを提供しようということで
工事屋さんも厳選してやって、
15年の保証もつけてちゃんと面倒見るから、ということを・・・
オールインワンでやるから、
後は信用してくださいよ、ということだけだと思うね。
営業さんが一所懸命やってたし工事の時も営業さんがちゃんと立ち会って、しっかりした工事だったと思いますよ。
― しっかり、というのは具体的には?
Tさん 小さい会社なりにね、現地調査を2回来てきちっとやるとかね。
当日の仕事も手際もキチッとしてて、
私が見る限りは、それこそ “スマートに” おやりになってたなと。
武器が無いと「省エネ」対策のしようが無い
― 導入してなかったとしたら今どうなってる?
Tさん 「電気代が高い」って文句言って終わっちゃいますね。
後は対策のしようが無いですからね。あきらめてますね。
・・・手の打ちようが無いってことでしょ。
電気料金が下がることは無くて、今みたいな高値でとどまるか、またじわじわと上がっていく時に削れませんからね。
その時に皆さん、何かやらざる負えなくなるんじゃないかなぁ、と。
こまめに電気消した方がいいとか、なんとか、ニュースにしてるでしょ。
本当に電気代を3割下げて生活しなさい、となったら大変ですよ。
私は多分出来ないね・・・そんなの。
節約節約って騒いでるけど、
本当はこういう武器が無いと節約は出来ないってことですね。
周り見ても戸建てが多いんですよね。
でも意外と・・・騒いでる割には太陽光発電ってまだ少ないと思う。
(蓄電池だけの導入だとあまり意味が無いので)太陽光と蓄電池をセットにして住民に理解してもらわないと、本当の意味の「省エネ」にならないと思います。
【 ~インタビュー後記~】 まずは、インタビューに快く応じて時間を作ってくださったT様に社員一同、感謝申し上げます。 当初、蓄電池は高額であきらめていらっしゃったT様にスマート蓄電を知っていただくことができ、そして最終的に弊社を信頼いただけたこと、また工事などの面でもご満足いただけていること、大変嬉しく思っています。 「性能なんかは、他の大手のメーカーさんと比べて低くもないし、むしろ優位性があった」という言葉も印象的で光栄でございます。 また、“太陽光と蓄電池はセットじゃないと” というお話は、弊社代表・手塚が40年前にパキスタンの無電化村「カンコイ村」で感じた『太陽電池と蓄電池はセットでなければならない』という想いや、太陽エネルギーによる電力の「地産地消」に繋がるお話だなと感じながら、お聞きしていました。 すでに、他の方に先駆けて太陽光発電をお持ちの方は、蓄電池を入れるだけで「30年は使える太陽光を最大限活用」していくことが出来ます。(しかも設置したくても条件が合わず太陽光を設置出来ない方もいらっしゃる中です) それはつまり、最近の電気代高騰問題を解決できて、災害に強い家にすることもでき、買う電気を減らす=省エネへの貢献にもつながる、こと。 もしも、蓄電池が高額という “コストの問題だけで導入を躊躇されていらっしゃる方”が、このインタビューで新しいエネルギーライフへ一歩踏み出すきっかけとなり、安心・安全な暮らしへとつながれば幸いです。 |