- 2021.02.25 Thu
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スマート蓄電システム(ストレージシステム-T)の設置イメージ
ストレージシステム-Tを構成する機器は4つあり、①スマート蓄電-T、②ストレージPCS、③スマートスイッチボックス-S、④スマートAIです。屋外には、①スマート蓄電-Tと②ストレージPCS、③スマートスイッチボックス-Sが、エアコンの室外機がある場所などに設置されることが多いです。屋内には、④スマートAIが分電盤のあるお部屋に設置されることになります。
- Index目次
- 1.4つの機器を設置する場所と大きさ屋外と屋内に設置
- 2.施工動画屋外工事と屋内工事
- 3.塩害地域への設置海岸線から300m以内の重塩害もOK
14つの機器を設置する場所と大きさ屋外と屋内に設置
- 屋外には、①スマート蓄電-Tと②ストレージPCS、③スマートスイッチボックス-Sが設置され、直射日光、雨が直接当たらない軒下などへの北側の設置が望ましいです。既にあるエアコンの室外機がある場所などの近くにに設置されることが多く、大人2名が通れる幅があれば設置可能です。また①スマート蓄電-Tは分割して運んだ後に組み立てるスタック構造なのでクレーン車なども必要ありません。
- 屋内には、④スマートAIが設置され、ブレーカーを一つにまとめた分電盤のあるお部屋に設置されることになります。
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屋外設置する①スマート蓄電-Tの大きさは、横幅770mm・高さ942mm・奥行き280mm、②ストレージPCSの大きさは、横幅535mm・高さ730mm・奥行き198mm、③スマートスイッチボックス-Sの大きさは、横幅455mm・高さ670mm・奥行き200mmです。
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屋内設置するスマートAIの大きさは、横幅140mm・高さ318mm・奥行き60mmとなり、分電盤の近くにそれぞれ設置されます。なお、スマートAIは上の測定ユニットと下のHEMSコントローラを分離できるため、スペースに合わせて柔軟な設置が可能です。
- ※スマート蓄電-Tを設置するための基礎工事として、スマートベース-N(横幅1086mm・高さ101mm・奥行き420mm)というコンクリートで固めた土台の上にスマート蓄電-Tを設置します。スマート蓄電-Tの上段にストレージPCSとスマートスイッチボックス-Sが設置され、地面からの高さは成人男性の平均身長174cm以上にもなります。
なお、スマート蓄電-Tの上段にストレージPCSとスマートスイッチボックス-Sが設置するスペースがない場合は、スマート蓄電-Tの左右どちらか可能なスペースに設置となります。
2施工動画屋外工事と屋内工事
標準設置工事は朝から夕方までかかり、屋内設置もあることから、施工工事当日は、ご在宅いただく必要があります。
最初は蓄電池を設置するための土台となるスマートベース-Nの基礎工事を行います。スマートベース-Nは工事後、30分~1時間後に蓄電池設置が可能となるため、スマート蓄電-TとストレージPCSとスマートスイッチボックス-Sの屋外設置班と、スマートAIの屋内設置班と分かれて、同時に進行できる場合もあります。最後に、配線工事を行い終了となりますが、その際、約1時間の停電となるため予めご了承ください。
- ※既に設置している太陽光PCSを取り外す・取り外さないのご判断は、事前の現地調査の際にご説明してお客様側で判断いただくことになります。なお、太陽光PCSを取り外す場合は、太陽光PCSの廃棄費用等、別途費用がかかります。
3塩害地域への設置海岸線から300m未満の重塩害もOK
海岸線から300m以上離れた場所の塩害地域でも、屋外設置の①スマート蓄電-T②ストレージPCS③スマートスイッチボックス-Sは高耐候性のアルミを使用し、耐塩害塗装を施しているため、そのまま設置が可能です。防水・防塵設計にはIEC(国際電気標準会議)による保護等級の国際規格があり、スマートソーラーではその規格に則ったIP65を準拠しています。数字の「6」は固体への耐性、数字の「5」は水への耐性を示しています。
防塵6級は粉塵が中に入らない、防水5級はあらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない設計となっています。
また、海岸線から100m以上300m未満の重塩害地域も、①スマート蓄電-T専用の重塩害用カバー装置を取り付ければ設置可能置を付けると設置が可能です。なお、この設置の場合は②ストレージPCS③スマートスイッチボックス-Sは屋内に設置となります。
- ※1海岸線から300m以上でも海水飛沫および潮風にさらされる場所は重塩害地域のため、重塩害用カバー装置が必要となります。
- ※2重塩害用カバー装置設置においては費用が別途かかります。
まとめ
家庭用蓄電システム選びの5つのポイント
ストレージシステム-Tは屋外と屋内に設置されます。①スマート蓄電-T②ストレージPCS③スマートスイッチボックス-Sは屋外設置となり、直射日光、雨が直接当たらない軒下などへの北側が望ましいです。屋内には、④スマートAIが、分電盤があるお部屋に設置となります。また、ストレージシステム-Tは、海岸線から300m以上離れた場所の塩害地域や100m以上300m未満の重塩害地域でも設置可能です。